暗器砲(あんきほう) 236+P
主に牽制に使う飛び道具です。袖から武器を取り出して投げます。投げた暗器は放物線を描いて飛びます。速度自体はどれもかなり速いです。
出はじめと出た後のどちらも隙が大きく、また軌道が特殊なため、普通の撃ち合いには使えません。ただし、フォボスのマイトランチャーと同様実弾の飛び道具であるため、一度出てしまえば攻撃をうけても消えないで進みます。速度の差で相打ちになったり、こちらが一方的に勝つ場合もあります。
弱中強のボタンでそれぞれ違った方向に投げられますが、それぞれ使い方が全く違うので注意。
- 弱暗器砲
普通の飛び道具、のように見えますが、軌道が低いため、カオスフレア、ソウルフィスト、ビッグスノー、ポイズンブレス、ソニックウェーブ、弱ソルスマッシャー(地上)、跳ね刃などとかち合わず、相手の飛び道具が速くなければこちらが一方的に勝つこともしばしば。マイトランチャー、弱暗器とぶつかると相殺されます(基本的に、暗器砲は飛び道具とぶつかると押し合わず相殺されます)。弱プラズマビームには一方的に負けます。
飛距離はそんなに長くなく、画面いっぱいに離れた敵には届きません。また、軌道が低いため飛び越えられやすく、中距離での多用は厳禁です。
- 中暗器砲
暗器を斜め上に投げます。夢の斜め上方向の飛び道具です(とか思ってたらX-MENにはもうあったのね)。弱と違い、中・強暗器には相手を気絶させられる「気絶暗器」が含まれています。
なんとなく安易に対空に使いたくなりますが、暗器砲自体の出がそもそも遅いので先読みで出さないとまず対空には使えません。跳び込みを多用する相手に先読みで出すと特に有効です。相手が地上にいる時に出すとこちらの防御がガラ空きなので注意しましょう。遠く(相手の攻撃が届く場合はダメです)の空中にいるフォボスや裁き屋さんにも有効。相手はガードなんてしてないんだからバンバン使っちゃえ。……とはいえ前強Pと使い分けるのも大事です。
- 強暗器砲
暗器をほぼ真上に投げ、2秒くらいすると投げた位置よりちょっと前に落ちてきます。最大の特徴はしゃがみガード不可である点。これでビビって立ちガードで固まっている相手に足払いや投げをかけることができます。また、相手の真上に落ちてくるように投げれば相手は下段攻撃と暗器のどちらかをガードできなくなります。
- ES暗器砲
鉄球を前方に3つ転がします。地上を転がりますが空中ガード可能です。
安定して画面端から端への相手に届く唯一の暗器ですが、あまりスピードはなく、硬直も大きいです。対人戦ではあまり使いません。どちらかというと対CPU戦用です。CPUはなぜかこれを途中からよく食らってくれます。
なお、出てくる暗器は次のようになっています。中・強暗器の場合はうまく調整してここぞというときに気絶暗器が出せるようにするとよいでしょう。
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しゅがい(k-sugai@hoffman.cc.sophia.ac.jp)