ここの井戸の水は
灼けつく外法の聖水さ
一口飲んだが最後
両眼が朽ちて一生そのままだ
だからほら
この谷の人間は
大人も子供も両眼が無いだろう?
両眼が無くなったら
お前もこの谷の人間さ
常春の木漏れ日に抱かれ
毎日聖水をごくごく飲んで
神に感謝する安らかな毎日
お前には到底似合わない生き方だ
だからここでさよならだ
俺達はずっと友達だけど
お前にはお前の人生がある
このサングラスを持っていけ
砂漠の砂嵐からお前を守ってくれる
いやなに 俺にはもう必要のないものさ