かってにスーパーファミコン the Best!


フロントミッションシリーズ ガンハザード
メーカー:スクウェア/OMIYA SOFT
ジャンル:アクションRPG
実売価格:1980円くらい(トキワムセン・1996/12/5)

 フロントミッションが1年の時を経てアクションゲームになって帰ってきた。アクションになって、武器の種類が大幅に増えた。メインウェポンだけでもマシンガン、ショットガン、レーザー、ナパームの4種類があり、サブウェポンは十数種類にものぼる多彩さ。
 何も考えないで使っているといつも使ってて熟練度の高い武器を使ってしまうんだけど、機体が複数のサブウェポンを搭載できるようになったら一つはステージの敵や地形に合わせて効果的な武器を選んでいくといろいろな武器が楽しめる(はず…^^;)。ハードナックル、バズーカ、アッパーバルカン辺りは使い慣れておいて損はない。

 機体に名前をつけられなくなってしまったのは結構痛い。ベースキャリア(母艦)には名前をつけられるけど。その代わりかどうかは知らないがパイロットのレベルによってヴァンツァーの攻撃力や耐久力がパワーアップする。
 また、ヴァンツァーとは別にパイロットにも攻撃力やHPが存在する。ミッションによってはヴァンツァーを途中で降りて作業をしなければならないから、いざという時に生身で戦ってぷちっってことにならないようにパイロットスーツや武器や回復アイテムはしっかり準備しておいた方がいい。

 今回は機体にダッシュパーツとバーニアパーツをつけて、かなり自由にヴァンツァーを動かせるので、自分の手で戦っている感覚が前作より気持ちいい。バーニアの続く限り空のかなたに飛んでいくのも面白い。ダッシュパンチは個人的に大好きである。ぜひ高速なダッシュパーツを手に入れて試してほしい。上空に飛んで上からショットガンやレーザーで敵を殲滅なんてのもありだ。

 ストーリーは前作に比べて平凡になった(爆)。どうも心を動かされる部分がないような感じ。

 今回は自分のほかに1人だけいろいろな特殊能力を持った「フレンドヴァンツァー」に乗った仲間を連れて行くことが出来る。ただ、トロトロ動いているとフレンドヴァンツァーの武器が弾切れになってしまい、肝心な時に役に立たない時が多いかも。ちなみに、フレンドヴァンツァーの仲間の経験値は仲間が撤退せずにミッションを終了しなければならないのでちょっときつい。回復アイテムを余計に消費するおじゃま虫にもなることがあるから注意が必要だ。

 で、何だかんだ言って私は最終ボスを倒してなかったりして…。ラスボス強いっす。なんとかして。


かってにスーパーファミコン the Best!インデックスへ
文責:菅井 清風(k-sugai@hoffman.cc.sophia.ac.jp) ご意見をお待ちしております