返響器(へんきょうき) 214+P(空中可)
袖から出した銅鑼(どら)を鳴らして音波を出して攻撃します。銅鑼本体に攻撃力はなく、あくまで音波のみによる攻撃です。音波は少しだけ進んで消えます。弱から強になるにつれて進む距離や音波の持続時間も長くなりますが、予備動作も少しずつ長くなります。
ES版は通常版より大幅に長く持続する音波を出します。これに当たると3ヒットします。
また、この技は空中でも出すことができます。空中で出した場合は空中に停止して銅鑼を鳴らし、その後真下に落下します。落下中は無防備なので注意してください。
この技の用途は主に4通りです。
- 飛び道具をはね返す
基本的な使い方ですね。相手の飛び道具に音波を合わせることで、たとえES版であっても飛び道具をはね返すことができます。当然、持続時間の長い強で出すとはね返しやすいのですが、通常版の飛び道具は返響器の強弱によって性質が変わり、弱ドラではね返した飛び道具は弱の飛び道具としてはね返り、強ドラではね返した飛び道具は強の飛び道具としてはね返ります。暗器砲やソルスマッシャーを弱ではね返したい場合は注意が必要です。
ES飛び道具はドラの強弱に関わらずそのままES飛び道具として飛んでいきます。
- 対空に使う
上下方向に広い攻撃判定を生かし、早目に出すことで対空技として使うことができます
使うのは持続時間の長い強が一般的です。
少しでも遅れると対空としては役には立たず、遅れなくても確実に止められるわけではありません。そこで、空中戦で競り勝ったり、次項で述べるようにして事前に相手を跳び込みにくい雰囲気にしておく必要があります。
- 飛び道具として置いておく
返響器のもっとも大事な使い方です。主に空中返響器が多く使われます。
レイレイにはシャドウブレイドやクライムレイザーのような、安定して対空に使える「対空必殺技」が存在しません。そのため、こまめに機雷のように音波を置いておくことで相手が跳び込みにくい状況にしておく必要があります。
空中返響器を主に使うのは縦方向の広さを更に活用するためで、下をくぐられないような高度で出すのが一般的です。跳び込み強Pや逃げ強Pなどのあとに出したり、ジャンプした瞬間に出したりして、うまくバリケードにしながら戦うとよいでしょう。
- 移動制御技として使う
最初に述べたとおり、空中返響器は出した時しばらく空中に停止し、その後真下に落下するという性質を持っています。これを利用して飛び道具やレーザーなどの攻撃を空中にとどまってかわすことができます。あくまで回避を第一としているため、回避から攻撃に繋げたい場合は(回避自体はしづらくなりますが)強空中旋風舞の方が役に立ちます。
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しゅがい(k-sugai@hoffman.cc.sophia.ac.jp)