
11/4にUPされたdeadblue238P&hikePの新作「【MAD】 アイドルマスター Project.VA -amAmi-」についている批判コメントの数がなんだか穏やかでないので、考えたことを忘れる前に書いておく。ヨルPのブログ、mapliaさんのブログを読んでない方は先に読んだほうがいいかも。オレの結論としては「これはこれでアイマスMAD/音ゲーMADとしては間違いなく名作じゃないの?」なんだけど、とりあえず以下メモ。
1.「アイマスMADである必然性」について
実は自分も最初見たときに一瞬そんな言葉が頭をかすめて、「いやこれでいいよな、アイマスMADを作りたくて作ってるんだし、必然性を問う方がおかしい」と思い直したりしたんだけど、原曲を知っている人ほどこの動画を無意識のうちにアイマスMADではなく「beatmaniaIIDXの『A』という曲の自作背景ムービー」として見てしまう可能性は高い。この動画に限らず、deadblue238Pのガチ作品って、全体的な絵の作り方がIIDXの背景動画にものすごく似てる(気がする)ので。「曲が主役、背景映像は脇役」という音ゲー(しかもコアなファンの多いIIDX)の世界でギャルゲーキャラが主役を張ってたら、そりゃ拒否反応示す人もいるだろう。ピンと来ない人は、春香を他のギャルゲーヒロインに置き換えてみるといいかもしれない。ときメモの藤崎詩織とか、はじいしゃのゆうな&まいなとか誰でもいい。いっそのことギャルゲー以外で超兄貴のアドン&サムソンとか。「アイマスキャラを使う必要性」を問う人の気持ちが少し分かるかもしれない。
でも繰り返すけど、もしIIDXの自作背景ムービーとしてこの動画を評価しているなら、作者の意図通りアイマスMADとして見直した上で再評価すべきだと思う。単なる音ゲームービーとして見ているうちはこのシリーズは楽しめない。
2.「春香を使う必然性」について
そんなもん本人が使いたくて使ってるんだから文句言ってもしょうがないだろ!と思うんだけど、実際映像中で春香がフレームの檻の中に何重にも閉じ込められ、無機物と同格の映像パーツにされてしまっているのを見ると、「春香は俺の嫁」的な人には正視しがたく、「何故春香?」と問いたくなる扱いであることも否定できない。内容的にも、このまま行くと、最後に春香は救われないまま燃え尽きて灰の花になり、そのまま風に飛ばされて骨一本残らない、とかそんな展開が脳裏に浮かんで不安でしょうがない。
でもそれもdeadblue238Pが得意とする演出方法のひとつだし、視聴者としてそういう感情を持ったのなら、はっきり言ってdeadblue238P監督と天才女優春香さんの思う壺という気がするよ。
ひとまず個人的には次回作も楽しみでしょうがない。